研究室に届いたBody Mediaのアームバンド型ワイヤレス生体センサを使ってみました。自分としてはリアルタイムでのデータ転送がワイヤレスで行われると思っていたのですが、実際は一定時間データを採取したあとにまとめてデータ転送を行うという仕組みでちょっとがっかり。リアルタイムでのデータが扱えると、現在「走っている」とか「寝ている」とかのコンテクストが得られることになり、利用用途がかなり広がってくるのですが。一緒にいたMacユーザーの留学生に至っては、データ出力フォーマットにMS-Excel形式もしくは付属の専用アプリケーション用の物しかないことにかなり落胆。しかしリアルタイムでないにしろこういった製品がワイヤレスになることは非常に重要で、これならプロスポーツ選手でなくとも「使う気」になるでしょう。我々に身近で最も初期の無線通信機器といえばラジオだと思いますが、通信が無線になることで一番うれしい利用ケースは、こういったスポーツなどの激しい動きをする中でのデータ通信だと以前から考えていたので、今後が楽しみになってきました。