Bruxelles

kazoooo2005-08-22

起床。ユースの朝食をとる。パンとコーンフレークだけ。日記を書きながらちょっとゆっくり。


10時ごろ、スタッフが鍵を開けて部屋に入ってくる。どうやら、ここのユースは14時まで掃除のため部屋に入れないらしい。知らんかった・・・。急いで支度をし、行き先も決めず外出。


ひとまずグラン・プラス周辺の名所を見てまわることに。


まずビール博物館。狭すぎて見学は一瞬で終わるが、チケット料金に含まれているグラスビールはマジでおいしかった!色が濃くてアルコール度数が高く、つまみが全くいらないほどの強い旨味がある。これがベルギービールか。


次に、ブリュッセル名物の小便小僧を見に行く。ちなみに小便小僧がベルギー生まれだってことはこっち来てから知りました。まぁ、人だかりはあるものの、小さくて普通。感動なし。友人情報によると、ブリュッセルの小便小僧はどうやら世界三大がっかりのうちの1つらしい。納得。実は近くに「小便少女」もある。それはあんまりよくないんじゃないかと・・・。


セル・クラースの像なんてのもあった。触ると幸運になるという。まぁ、よくあるやつね。


そして昼飯。La Belle Maraichere(ラ・ベル・マルシェール)という魚料理がウリのレストランで食事。ちょっと高かった。でも、魚のスープは最高!はんぱなくダシのとれたスープに、小さなトーストのようなクルトンをあとのせして、その上に特製のガーリックマヨネーズと糸チーズをたっぷりかけて、少し時間を置いたら、大きめのスプーンで頂く。忘れられない。過去最高額も達成。


少したってから、おやつにワッフルを食べる。ベルギーにはブリュッセルワッフルとリエージュワッフルの2種類があって、日本で一般的な、生地に砂糖が含まれているアレはリエージュワッフル。ブリュッセルワッフルは、生地自体にはそんなに甘みがなくて、軽くてフワっとしている。みんなアイスクリームをのっけて食べる。ちょっと大きくて、おなかいっぱい。


スーパーを探しに南下。なかなか見つからない。途中、最高裁判所や大きな教会などを見かける。店がなかなか見つからなくて困っていたら、ルイーズ広場のあたりで地元の青年マドキに話しかけられる。それもハイレベルな日本語で。彼は親切に街を案内してくれて、自分の建築事務所にまで招いてくれた。夜仕事が終わったら、また会ってくれることになった。


ユースに戻って洗濯等を済ませ、ユースの夕食(有料:8ユーロ)をとる。長いソーセージのぐるぐる巻きにトマトベースのソース。しょっぱくてマズい。日本人旅行者に会い、1時間ほど話す。


マドキに電話する。が、仕事が忙しいので10:30まで待ってほしいと言われる。その時刻に小便小僧の前で待ち合わせしようとのこと。なるほど、こっちではハチ公みたいな使われ方をしているのか。急いでやってきた彼は、僕たちにビールをおごってくれた。マドキはものすごくいい人だった。飲んだビールはDuvelとKwak。ちなみにこっちのビールは、それぞれの銘柄に専用のグラスを使う。どちらもおいしかった。ベルギービールにはまりそうだった。