Bruxelles
起床。ユースの朝食をとる。パンとコーンフレークだけ。日記を書きながらちょっとゆっくり。
１０時ごろ、スタッフが鍵を開けて部屋に入ってくる。どうやら、ここのユースは１４時まで掃除のため部屋に入れないらしい。知らんかった・・・。急いで支度をし、行き先も決めず外出。
ひとまずグラン・プラス周辺の名所を見てまわることに。
まずビール博物館。狭すぎて見学は一瞬で終わるが、チケット料金に含まれているグラスビールはマジでおいしかった！色が濃くてアルコール度数が高く、つまみが全くいらないほどの強い旨味がある。これがベルギービールか。
次に、ブリュッセル名物の小便小僧を見に行く。ちなみに小便小僧がベルギー生まれだってことはこっち来てから知りました。まぁ、人だかりはあるものの、小さくて普通。感動なし。友人情報によると、ブリュッセルの小便小僧はどうやら世界三大がっかりのうちの１つらしい。納得。実は近くに「小便少女」もある。それはあんまりよくないんじゃないかと・・・。
セル・クラースの像なんてのもあった。触ると幸運になるという。まぁ、よくあるやつね。
そして昼飯。La Belle Maraichere（ラ・ベル・マルシェール）という魚料理がウリのレストランで食事。ちょっと高かった。でも、魚のスープは最高！はんぱなくダシのとれたスープに、小さなトーストのようなクルトンをあとのせして、その上に特製のガーリックマヨネーズと糸チーズをたっぷりかけて、少し時間を置いたら、大きめのスプーンで頂く。忘れられない。過去最高額も達成。
少したってから、おやつにワッフルを食べる。ベルギーにはブリュッセルワッフルとリエージュワッフルの２種類があって、日本で一般的な、生地に砂糖が含まれているアレはリエージュワッフル。ブリュッセルワッフルは、生地自体にはそんなに甘みがなくて、軽くてフワっとしている。みんなアイスクリームをのっけて食べる。ちょっと大きくて、おなかいっぱい。
スーパーを探しに南下。なかなか見つからない。途中、最高裁判所や大きな教会などを見かける。店がなかなか見つからなくて困っていたら、ルイーズ広場のあたりで地元の青年マドキに話しかけられる。それもハイレベルな日本語で。彼は親切に街を案内してくれて、自分の建築事務所にまで招いてくれた。夜仕事が終わったら、また会ってくれることになった。
ユースに戻って洗濯等を済ませ、ユースの夕食（有料：８ユーロ）をとる。長いソーセージのぐるぐる巻きにトマトベースのソース。しょっぱくてマズい。日本人旅行者に会い、１時間ほど話す。
マドキに電話する。が、仕事が忙しいので10:30まで待ってほしいと言われる。その時刻に小便小僧の前で待ち合わせしようとのこと。なるほど、こっちではハチ公みたいな使われ方をしているのか。急いでやってきた彼は、僕たちにビールをおごってくれた。マドキはものすごくいい人だった。飲んだビールはDuvelとKwak。ちなみにこっちのビールは、それぞれの銘柄に専用のグラスを使う。どちらもおいしかった。ベルギービールにはまりそうだった。
Amsterdam 〜 Schiedam 〜 Bruxelles
起床し、朝食をとり、土産屋を巡る。昼ごろになったら、マックをテイクアウトしてRotterdam行きのICE（Inter City Express）に乗り込む。１等車両にはなんと個室が！４人でビールを飲んで、あっという間にRotterdamへ。
実はRotterdamに行きたかったんじゃなくて、その隣町にあるという世界最大の風車を見るのが目的。Rotterdamから各駅で１つもどってSchiedamで下車。地元の人に道を聞いて、歩いて15分ほどで辿り着く。風車の大きさはまぁまぁ。世界最大といっても、風力発電とかの風車に比べたら全然小さいからね。大きさよりも、雰囲気。風車の前でしばらく座ってゆっくりしてから駅に戻る。
再びRotterdamに戻って、ICEで今度はいよいよベルギーへ。またまた個室をげっとし、乾杯しつつBruxellesへ到着。まずCiti Bankで金を補給し、ホテルを探す。比較的central stationに近いユースホステルBrugelに決定。１人１泊23.5ユーロ。
夕食。日曜でパン屋などはほぼ閉まっているため、レストランで食事をすることに。市庁舎前の中央広場であるグラン・プラス付近にあるLeon de Bruxelles（レオン・ドゥ・ブリュッセル）。ベルギー料理はムール貝で有名。この店もムール貝で有名。４人で大鍋一杯分食べた。しかし隣の老夫婦はひとりづつ大鍋一杯分食っていた。ビールも何種類も置いてあって、どれもおいしかった。満足。そして何より、オープンテラスでの食事。この店が面している通りはBruxellesの中でも最高に雰囲気が良く、ヨーロッパに来たということを強く実感させてくれた。感動だった。
食事の後グラン・プラスに立ち寄ると、ステージがあってライブのようなものをやっていた。大勢の人ですごく盛り上がっていた。どうやら毎晩のことらしい。彼らは場所と時間さえあれば集まって歌って踊ることがあたりまえらしい。ライトアップされた夜の市庁舎は美しかった。
ユースでビールを買って飲む。いろんなことを語って、夜２時に就寝。
Amsterdam
飛行機の疲れも取れて、目覚めすっきり。ホテルの朝食は、パン・ハム・チーズ・ゆで卵のみ。シャワーして出発。
自転車ツアーを探しに案内所へ行き、30分ほど列に並ぶ。港町Amsterdamは土地の起伏が少なく、自転車走行に適している。中心街でも自転車専用道路が整備されている。14時開始のYellow Bike市内ツアーに決めたので、それまでに昼飯。ケンタッキーでチキンを４人で８ピース買い、余っていたパンにはさんで食べる。
自転車ツアー開始。その名の通り、黄色い自転車に乗って市内を観光。ここでも自転車のサイズが心配だったけど、不安は的中。みんなサドルを目いっぱい下げてから乗車。オランダの自転車には右手ブレーキは無く、そのかわりペダルを逆回転させるとブレーキになる。真夏だけど空気は涼しく乾いていて、ちょうど良かった。アンネ・フランクの家など市内の名所を巡るも、念願のwindmillは見られず。
ツアー終了。王宮のあるDam広場でホットドックを買う。ケチャップ、マスタード、オニオンスライス、オニオンフライ、あと変な野菜…。全部のせにして食う。３ユーロ。ネットカフェで調べ物をして、お買い物。
軽く夕食を済ませてから、夜の街を見物。Amsterdamは全てが自由でオープンな街。すごすぎて最初は圧倒されてしまう。こんな場所も地球にあるんだなぁと思ってしまった。
乾杯して、就寝。
明日はもう次の都市へ。
Amsterdam
6:30頃、Amsterdamに到着。男子平均身長が180cmを楽に上回るというオランダ人は、マジでみんなデカかった。まず空港の男子トイレの小便器の高さにビビる。これおかしいだろ、って思ってトイレを出たときに、歩く人たちを見上げて納得…。日本人は子供用サイズでちょうどいいです。マジで。
そのまま電車でAmsterdam central stationに向かう。僕らは１等車両に乗れるユーレイルパスを持っているけど、この電車は２等車両しかなかった。ヨーロッパの車両は１等（First Class）車両と２等車両に分かれていて、座席の広さ、快適さに差がある。しかし２等でも相当に快適だった。きっとシートがオランダ人サイズだからだろう。オランダ人が山手線に乗ったら絶対耐えられないと思った。
central stationに着いたら、駅前の案内所でホテルの予約を試みる。が、案内してくれたホテルの選択肢が少なすぎるので、自力で探すことに。駅前のHotel Neutraalで４人部屋をげっと。オランダ語は変なとこにaが一個増える。
近くにバーを見つけて、午前中からビールを飲む。なぜか満員。その後街を散策する。みんなでかすぎる。Amsterdamは水の街。半円状に５本の運河が並んで走っていて、ちょっと歩くとすぐ運河にぶつかる。ちなみにオランダの国土の４分の１は海抜０メートル以下らしい。１時間ほど運河クルーズをし、レストランで昼食をすませ、ホテルのチェックインを済ませる。
少し休んだ後、買出しに出かける。寝る前に部屋で乾杯するためだけど、今のうちに買っとかないと。ヨーロッパは日本みたいに遅くまで開いてる店は少ない。コンビニってえらいんだなぁ。道中、ちょっと雨に降られる。オランダ人は雨に振られても平気って地球の歩き方に書いてあったけど、ほんとに傘差す人が少ない。
スーパーで買ったパンなどを夕食にして、宴会を始める。オランダの外食はまったく期待できないことが昼食でわかったので、ここは節約。疲れてたので、今日はかなり早めの就寝。
Narita 〜 Amsterdam
新宿に45分遅刻して集合。前日諦めた中村屋だが今日は空いていた。ハヤシライスを食い、成田エクスプレスで乾杯しつつ空港へ向かう。
出発２時間ほど前に成田に着く。チェックインを済ませて、うどん屋で早めの夕食をとり、２度目の乾杯。僕達の旅行にビールは欠かせない。
いよいよ成田を発つ。機内でもまたメシを食い、ビールを２本飲む。４時間のフライトは、ほぼ友人と将棋をして過ごす。完敗。
香港着。ここでtransit。２時間だけ滞在して、いよいよヨーロッパへと向かう。空港内の味千ラーメンでまた食事。本日５食目…。
香港発。Amsterdamへ向けて14時間のフライト。一昨日買ったばかりの地球の歩き方を読み漁り、疲れたら就寝。目が覚めたら、そこはもうヨーロッパ上空だった…。
沖縄４日目
今日はさすがにもう泳がず、飛行機に乗るまで島内観光へ。
まずは万座毛へ。切り立ったガケから景色を眺めるところ。面白かったけど、ガケギリギリに立つとけっこう怖い。フェンスとかないから、１年に１人くらい落ちて死んでても不思議じゃないかも。
次は北谷。「ちゃたん」と読みます。「沖縄のお台場」と呼ばれているらしい。いちおう観覧車とかあって、楽しそうなところだったけど、ほぼ昼飯を食うだけで終了。
まぁ最終日はこんなもんで、７時の飛行機に乗って帰国（！？）。いや、俺にとってはほんと海外旅行だった。日本と一緒にしたくなかった（笑）。
逆に言えば、日本にこんな場所があるなんて感激だよね。北海道行ったときも思ったけど、日本て大して広くないのに、すごいって思う。四季ってすばらしいよね。
楽しかった。３回目だけど全然飽きないや。また行きたいな。沖縄。
